軌跡
俺が洋服を作り始めたのが2000年ころ。約10年前のことだ。
自分が今でも着ているそのころのものが1枚だけ残って
いる。今回、それを全面的にリニューアルしたくなり、
分解してみた。当時の手法がよくわかる。非常に
理にかなっている。小田原で爆発的に売れた理由が
よくわかる。
その一つは、肩幅をおもいきり広くし、かなり太った人にも
対応できるようなデザインになっていること。
もうひとつは。常識を無視し、ひたすら自分の感性を信じて
つき進んだこと。耳が痛いわ。
素材的にも当時は恵まれていた。経済力もあったので、それらを
自由に買えた。今はその両方がない。素材的に、底をついたという
意味で古布の時代は終わった。再生産できないものだからどうしようもない。
古布創作服作家の肩書もそろそろ降ろさねば。ただ、おれにとって
古布は素材のひとつにすぎないので、
それ以外の素材を使うことにはまったく抵抗がない。そういう意味で、
新境地を開いてみたいと思う。
それにしてもこの10年はいろいろあった。洋服のデザイナーとしても、
いろんなことをした。一番の思い出は、原宿のとあるホールで日本
デザイナークラブ主催のファッションショーに参加したことだ。 それには
コシノヒロコさんなども参加していた。その中で、十分戦えたと自負している。
ショーが終わった後、嬉しくて泣いた。泣けた。短期間によくここまできたと。
「世界」をぐっと引きよせたような気がした。しかし、それからが、、、。
しかし、まだあきらめたわけではない。チャンスを待つ。古布というおれの
最大の武器がなくなりつつある、それでも、、、、夢は見続けたい。
自分が今でも着ているそのころのものが1枚だけ残って
いる。今回、それを全面的にリニューアルしたくなり、
分解してみた。当時の手法がよくわかる。非常に
理にかなっている。小田原で爆発的に売れた理由が
よくわかる。
その一つは、肩幅をおもいきり広くし、かなり太った人にも
対応できるようなデザインになっていること。
もうひとつは。常識を無視し、ひたすら自分の感性を信じて
つき進んだこと。耳が痛いわ。
素材的にも当時は恵まれていた。経済力もあったので、それらを
自由に買えた。今はその両方がない。素材的に、底をついたという
意味で古布の時代は終わった。再生産できないものだからどうしようもない。
古布創作服作家の肩書もそろそろ降ろさねば。ただ、おれにとって
古布は素材のひとつにすぎないので、
それ以外の素材を使うことにはまったく抵抗がない。そういう意味で、
新境地を開いてみたいと思う。
それにしてもこの10年はいろいろあった。洋服のデザイナーとしても、
いろんなことをした。一番の思い出は、原宿のとあるホールで日本
デザイナークラブ主催のファッションショーに参加したことだ。 それには
コシノヒロコさんなども参加していた。その中で、十分戦えたと自負している。
ショーが終わった後、嬉しくて泣いた。泣けた。短期間によくここまできたと。
「世界」をぐっと引きよせたような気がした。しかし、それからが、、、。
しかし、まだあきらめたわけではない。チャンスを待つ。古布というおれの
最大の武器がなくなりつつある、それでも、、、、夢は見続けたい。
迷い、
気がついたら、このところ、古布一辺倒になっていた。
やはり、古い布の持つ「気」はすごい。
しかし、よく考えてみると、Cafe de Daraに集まるアーティスト
以外は、着こなせそうにない。売るために作っているとなると
その点が問題だ・。また、ここにいらっしゃるお客様はどうも
古布創作服という感じではない。迷うところであるが。
そこで、素直に方向転換でもと、「小森縫製」さんから仕入れた
現代の高級テキスタイルが眠っていることを思い出し、夕食後の
腹ごなしに2着作ってみた。何か、忘れていたものをおもぴ出した
ような気がした。ともにメーター1万円近い素材だが、それだけのことはある。
写真上は、地厚の麻に染色家の墨の手書きしたもの。襟と袖口は
ジャム染め。写真下は、ざっくりした藍染で、とてもやわかく肌触りは最高。
模様も大胆でいい。真夏のジャケットとして自分が着たい。
特に写真上。

やはり、古い布の持つ「気」はすごい。
しかし、よく考えてみると、Cafe de Daraに集まるアーティスト
以外は、着こなせそうにない。売るために作っているとなると
その点が問題だ・。また、ここにいらっしゃるお客様はどうも
古布創作服という感じではない。迷うところであるが。
そこで、素直に方向転換でもと、「小森縫製」さんから仕入れた
現代の高級テキスタイルが眠っていることを思い出し、夕食後の
腹ごなしに2着作ってみた。何か、忘れていたものをおもぴ出した
ような気がした。ともにメーター1万円近い素材だが、それだけのことはある。
写真上は、地厚の麻に染色家の墨の手書きしたもの。襟と袖口は
ジャム染め。写真下は、ざっくりした藍染で、とてもやわかく肌触りは最高。
模様も大胆でいい。真夏のジャケットとして自分が着たい。
特に写真上。


あっという間の4ケ月が過ぎて、、
Cafe開店の準備から数えると4ケ月が流れた。妻の誘いで久しぶりに
小嶋マッサージへ。御夫婦でやっているので、二人同時にマッサージ
を受けられる。横浜での二人を一番古くから知る人だ。
Cafeの商売は、今だ慣れない。ずっと慣れないだろう。絹子は店の
掃除やら、お花を活けるのに忙しい。おれはランチのカレー、DMの
作成、そして一番大変なのが、広い庭の草取り。そして、Dara空間
の管理、運営。
そして、二人とも、作家としての仕事や日常の家事の分担。さらに
このところ急速に老いてきた母の面倒。
何かを捨てなければ、とても全部はできない。しかし、いろいろ捨ててきて
残った大事なものばかりなので、その辺は難しい。が、昨年の今と比べれば
すべてが天国、愚痴はよそうぜ。
忙しさの解消のために人を雇うこには2つの面で問題を残す。
1つは経済面。もうひとつは、この空間が二人の個性で成り立っているということ。
目に見えない空気感とでもいうもので、二人が一番大事にしているものだ。
これは実際、二人が自分たちの手を動かしてできるものなので、
他人が替ってやることはできない。草取りもその一つ。
私一人で草取りをやるから、私の個性が
そこにばらまかれ、それが草花と一体化し、一つの魔可不思議な世界を創造
する。ここを訪れた人が、不思議な空間を体験するのは、そのためである。
そう思うと、目には見えないが、これが一番大事な仕事なのだろう。
Daraの庭の管理人、これが私にふさわしい肩書だ。
今日から新しいweekそして7月。人の動きの読めない梅雨まっただ中。
小嶋マッサージへ。御夫婦でやっているので、二人同時にマッサージ
を受けられる。横浜での二人を一番古くから知る人だ。
Cafeの商売は、今だ慣れない。ずっと慣れないだろう。絹子は店の
掃除やら、お花を活けるのに忙しい。おれはランチのカレー、DMの
作成、そして一番大変なのが、広い庭の草取り。そして、Dara空間
の管理、運営。
そして、二人とも、作家としての仕事や日常の家事の分担。さらに
このところ急速に老いてきた母の面倒。
何かを捨てなければ、とても全部はできない。しかし、いろいろ捨ててきて
残った大事なものばかりなので、その辺は難しい。が、昨年の今と比べれば
すべてが天国、愚痴はよそうぜ。
忙しさの解消のために人を雇うこには2つの面で問題を残す。
1つは経済面。もうひとつは、この空間が二人の個性で成り立っているということ。
目に見えない空気感とでもいうもので、二人が一番大事にしているものだ。
これは実際、二人が自分たちの手を動かしてできるものなので、
他人が替ってやることはできない。草取りもその一つ。
私一人で草取りをやるから、私の個性が
そこにばらまかれ、それが草花と一体化し、一つの魔可不思議な世界を創造
する。ここを訪れた人が、不思議な空間を体験するのは、そのためである。
そう思うと、目には見えないが、これが一番大事な仕事なのだろう。
Daraの庭の管理人、これが私にふさわしい肩書だ。
今日から新しいweekそして7月。人の動きの読めない梅雨まっただ中。




